校長挨拶


令和4年度がいよいよスタートしました

愛知県立一宮商業高等学校 校長 朝日 真二

 4月6日「入学式」4月7日「始業式」において話をしました内容を掲載したいと思います。
 一宮商業高等学校は、昭和十三年(1938年)創立、今年83年目を迎えた県内有数の伝統校です。卒業生は二万三千人を超え、地域の皆様から「一商」の名で永く愛され、親しまれてきました。校訓は「至誠一貫・質実和楽・感謝報恩」の三対(つい)の言葉で表されています。
入学式では、新入生に対して校訓について次のように話をしました。
「至誠一貫」とは、一つの方針や態度で、最後まで誠意を貫くことです。そのような真心を、常に持って生きていく社会人になってください。
「質実和楽」とは、飾らず真面目、質素で誠実、和やかな心を持っていることです。優しい笑顔、思いやりのある話し方ができる大人になってください。
「感謝報恩」とは、毎日の生活の中で受けている、多くの恩恵を感じとり、社会のために貢献することです。受けた恩を感じることができたら、他の人に、その恩を送ることのできる人になってください。
 始業式では、「商業」が「みんなが欲しいと思う物やサービスを生み出し、利益を売る活動」であるのなら「一宮商業」は「地域社会が欲しいと思う人材を生み出し、幸せを与える学校でありたい」と伝えました。私たちが友人やパートナーをつくるときに相手に求めるものは成績や頭の良さではなく「人柄」だと思います。社会(企業)も同じで、「他人にやさしく包容力のある人」「頼りになる芯の強い人」「簡単にあきらめない粘り強い人」を求めています。私も少しでもそのような人になりたいと思っていますし、そのような人と一緒に働きたいと考えています。一宮商業は、地域社会に貢献できる人材となるために「商業」「ビジネス」に係る「知識や技術」を学ぶ学校です。そしてもう一つ大切にしていることは、どこの組織においても円滑に仕事を進めていくことのできる「人柄」を兼ね備えた「人」を育てていくことです。商業の学びを進めていくとともに一商生の強みである「心の偏差値」をさらに高めてほしいと考えています。頑張りましょう。
さて、高等学校においては令和4年度から新学習指導要領が実施されます。そして、令和5年度入学生から新しい学科「ITビジネス科」「地域ビジネス科」が設置されます。本校が展開していく地域創生ビジネスの学びは、次の5領域です。
「観光(heritage tourism)ビジネス」
「スポーツ(sport)ビジネス」
「街づくり(city renovation)ビジネス」
「食(food)ビジネス」
「地場産業(local industry)ビジネス」
一宮市を中心としたこの地域が、持続的に発展していくカギとなるこの5領域の学びを一宮商業において展開していきます。生きたビジネス教育を系統的に実践していくことで、コミュニケーション力、マネジメント力、マーケティング力を備えた人材、時代が求める地域創生ビジネスの専門家育成を目指します。
「挑戦する生徒を育てる!」一商は、大きく変わります。