ひつじサミット実行委員会のみなさまに特別授業をしていただきました【2年生総合的な探究の時間】

 5月9日(火)に2年生地場産業講座と観光ビジネス講座で、ひつじサミット実行委員会の佐々木様、伴様、淺野様にお越しいただき尾州織物や、ひつじサミットについての特別授業を実施していただきました。ひつじサミット実行委員会は、ウールの持続可能性を伝えるだけでなく、産業観光を通して使い手と作り手を繋ぎ、地域が一体となって活性化していく取り組みをしています。日々、事業承継のイメージアップと新しい担い手の育成にご尽力されています。そして、使い手と担い手を繋ぐオープンファクトリーイベントを尾張地区や羽島市等で実施しています。今年度は10月28日(土)、10月29日(日)に開催されます。
 前半の授業では尾州の現状を知りました。産地全体の売上の減少、働き手の減少、高齢化や同業者間での競争など、現場に携わっている実行委員会のみなさまからのお声で、一商生としてできることは何だろうと深く考えさせられました。
 後半では一宮市の現状と理想から、そのギャップを埋めるためのアイディアをグループで考えました。少しの時間ではありましたが、一宮市を見つめ直す大変貴重な経験となりました。世界と渡り合える尾州をもっとアピールできるように、ひつじサミットの周知に取り組み、地域一体となって一商生ができることを実行していきます。

2023年05月09日