令和8年度がスタートしました
愛知県立一宮商業高等学校 校長 浜子 記行
愛知県立一宮商業高等学校は、昭和十三年(1938年)に創立された、県内有数の伝統校です。卒業生は二万四千人を超え、地域の皆様から「一商」の名で永く愛され、親しまれてきました。校訓は「至誠一貫・質実和楽・感謝報恩」の三対(つい)の言葉で表されています。
「至誠一貫」とは、一つの方針や態度で、最後まで誠意を貫くことです。そのような真心を常に持って生きていく社会人になってほしいという願いが込められています。
「質実和楽」とは、飾らず真面目、質素で誠実、和やかな心を持っていることです。優しい笑顔、思いやりのある話し方ができる大人になってほしいという願いが込められています。
「感謝報恩」とは、毎日の生活の中で受けている多くの恩恵を感じとり、社会のために貢献することです。受けた恩を感じることができたら、他の人にその恩を送ることのできる人になってほしいという願いが込められています。
一商での学校生活では、将来、地域社会に貢献している理想の自分自身を、常にイメージしてください。自分がもっている「良さ」 という資源(リソース)に気づき、これを生かした進路目標に向かって、一歩を踏み出しましょう。皆さんには、無限の可能性があることを、決して忘れてはなりません。
皆さんには、自分自身はもとより、周囲の人々、地域社会のウェルビーイングを実現させてほしいと願っています。真に豊かな社会、幸せを感じている自分自身や周囲の大切な人たちの笑顔をイメージし、理想の未来を築くために、力を蓄えていってください。 一商での主人公はあなたです。プロデュースするのもあなたです。
さて、本校が展開していく地域創生ビジネスの学びは、次の5領域です。
「観光(Heritage tourism)ビジネス」
「スポーツ(Sport)ビジネス」
「まちづくり(City renovation)ビジネス」
「食(Food)ビジネス」
「地場産業(Local industry)ビジネス」
一宮市を中心としたこの地域が、持続的に発展していくカギとなる5つのビジネスの学びを一商において展開していきます。生きたビジネス教育を系統的に実践していくことで、コミュニケーション力、マネジメント力、マーケティング力を備えた人材、時代が求める地域創生ビジネスの専門家育成を目指します。失敗を恐れず、挑戦し続けることでの変容を期待しています。
